2011年06月16日

東京電力9051 の理論株価が1012円 その理由・根拠は?

東京電力9051 の理論株価が1012円 その理由・根拠は?

東京電力の理論株価は「1012円」。しかし、配当が機構への返済終了まで10円の場合の理論株価は「500円」。その理由・根拠は…。




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9501の東電電力が、乱高下しています。

本日、6月16日の東京株式市場は、連日のストップ高で朝方は売られて始まりましたが、その後買い戻され、上昇に転じています。

ここ2日間で商いを伴い株価が65%強上昇しており、「値動きの激しさに着目した短期筋の売買が交錯している」状況といっていいでしょう。

一時は、東京電力国有化説や、東京電力解散説まで飛び出し、株価は底なしの状態でした。
しかし、ここ数日、一転して東京電力の株価は急騰しています。

東京電力株価が急騰したワケは、

「政府が原子力損害賠償支援機構法案を閣議決定したことをきっかけに買い戻しが進んだこと」

です。

さらに、この報道を受け、東京電力 9501 の理論株価が「1000円」という報道もあり、売買の対象となっています。

■ 9501 東京電力 の理論株価が「1000円」を超える訳

9501 東京電力 の理論株価が「1000円」を超えるわけは、

「東京電力支援策の内部資料では、賠償総額を10兆円と仮定し、燃料の増加分を電気料金を16%値上げし、東電は機構の支援を得て今期から年2兆円の賠償費用を5年間計上することや、2019年3月期には配当再開の見込み」(これは毎日新聞の記事です)

であること。

また、マネックス証券の6月14日のレポートによれば、
「配当再開時の配当額は1株当たり年10円を予定しているという情報を紹介。
10円で復配したあとは年10円づつ増配し、2023年度に年60円配当に戻る」

というシナリオを予想しています。

そのうえで、
「震災前の配当利回りは3%(=60円÷2,000円)だったので、60円配当に戻った時点のターミナルバリューは2,000円(60円÷3%)。これらの配当の流列を現在価値に割り引いたものの合計は1,018円」
と解説しています。

ただし、あくまでもこの理論株価は「配当が順調に増えること」が前提条件になっています。
もしも、「配当が機構への返済が完了するまで10円のまま据え置かれるというシナリオ」では、理論株価は約500円になるとのこと。

インターネットで話題になっている理論株価は、あくまでも「支払われる配当をもとに計算されている」ことを、認識しておく必要がありそうです。



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posted by 自称 優待投資家 at 11:27| Comment(0) | 東京電力  9051